2017年4月6日木曜日

牧場から戻れず、、エンブレム引退、、

やっとムラセさんから戻って来られると思って楽しみにしてた矢先、、

何度かぶり返してた左前脚膝裏の張りがまた出てしまって、レッドエンブレムもここで現役続行を断念することになりました。


思えばデビュー戦で4.7秒も離されて負けた馬が最終的には3勝もしてくれて、募集額も稼いでくれて、エンブレムをここまで育ててくれた関係者の方々には感謝してもし切れないぐらいです。

ただ、やはり2014年11月に3勝目を上げて以降の2年半弱、この期間の使い方は率直に言ってあまりにも酷かったと思います。

元より使って使って使ってやっと調子を上げてくるような馬で、初勝利までの道のりも、それはそれは大変な使い詰めロードでした。

特に3戦目以降、4か月で8戦も走ってついに勝ち上がってくれた時は、戸田先生なんて素晴らしい先生なんだと思いましたよ。

それが、逆に3勝目以降は28か月で僅か9戦。

当たり前のように休み明けを大敗して、使って少し良化したと思ったらまた壮絶な長期放牧。

誰よりもエンブレムのことが分かってる戸田先生なら、こんな使い方で結果が出ないなんて当たり前に予想できたはずです。


きっと、勝ち上がりの時にエンブレムにかけてくれたのと同じぐらいの情熱を、その時その時に目の前にいる馬にかけてしまう結果、遠くにいる馬はこんなことになってしまうんだと思うんですよね。

これは戸田先生の最高な部分と表裏一体で、それをどうこうってのは難しいし、直して欲しいとも思いません。

そしたら、やっぱり馬自身の為にも馬主としてのクラブが強くお願いするとか、そういうことができないとまたこんなことになっちゃうはずです。


こんな使い方されるぐらいなら引退した方がマシだって、これまで80頭近い出資馬がいましたが、実はただ1頭エンブレムだけはそう思ってしまうこともありました。

こんなに悲しいことはないです。

もう2度とこんな思いはしたくないです。


なんて、直接クラブの方に伝える勇気はないですが、思いが伝わって欲しい気持ちはあって、最後にこんなことを書いてしまいました。

実はエンブレムって色々と個人的に思い出も多い馬なんですよね。

ある結構貴重な記念品をエンブレムのご縁で頂いたり、いつか金曜日の夕方にクラブに電話したらまだ口取り権利が残ってたのでつい予約して、スーツ着て競馬場に行ったり、、

こう4年間29戦も現役でいてくれると、色んな思い出があるものなんですよ。

楽しい時間をくれたエンブレムと戸田先生には、改めて心から感謝したいと思います。

こんなに長い間、本当にお疲れさまでした。

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