2011年11月27日日曜日

ダブルプライム5戦目は8着

すごい勢いで猛使いされているダブルプライムの5戦目が終わり、残念ながらここも差をつけられた8着に終わった。

僅かに出負けしたスタートから、外枠だったのでおっつけおっつけ前へ。前半で脚を使ったものの結局中団までしか位置取りを上げることができず、5番手ぐらい?で4コーナーを回ると、先着した馬ほどの脚は使えずなんとか8着という感じ。


う~ん、、やっぱり現時点だとダートだめなのかなぁ、、?

今日に関しては前に行った馬が総崩れ、と言うか軒並み上がり38秒台にバテてるので、展開が向かなかったってのがあるし、そもそも調教でシミュレーションしてたとは言っても初スプリントだから、それらしい負け方でもあったと思うので、もう全然だめって感じではないと思う。

あと、パドックを見てると、状態も絶好調からは相当遠いような気もする。

見るからに細いし、札幌で見た時と似て覇気もなかったから、調教師もここはただ使っただけなんじゃないかと思うよ。

パドック始まる前に確か7倍台だったオッズが結局13.6倍まで下がってるとこを見ても、明らかに誰が見ても好調からは程遠い状態だったと思う。

牝馬は難しいねぇ。。


札幌でも京都でも結果が出てないから、次は小倉ってよりは阪神を使う感じかなぁ。

そしたら来月の12月24日(土)に牝馬限定のダート1,400mがあるからその辺になるんでしょうか。

まだ時間もあるし、焦らず成長を待ちたいところだね。


しかし本当に色んな調教師がいるよね。

自信持って牧場に置いて本格化を待つ人もいれば、浅見先生みたいに使いながら成長を促す調教師もいるし、どっちが正しいのかは全部結果論だから永遠に分からないけど、、少なくとも使ってもらえてる方が納得は行く。

仕上がりがどうこうで入厩が遅れるなんてないんだよってのは、社台系だろうが日高だろうがどこの牧場の方と話しても言われることで、それは牧場側だけからの見方って面はあるにせよ、確かに北海道だと成長できて厩舎だと阻害される可能性があるとか言うのは、人間のアスリートを見てても分からないしね。

浅見調教師には、どうかこのままダブルプライムに関心を注いでもらって、なんとか勝ち上がるところまで持って行って欲しいと願ってる。

2011年11月26日土曜日

ダブルプライム早くも5戦目

まさか1番大事に扱って欲しい社台TCの出資馬が11月にもう5戦目を迎えるとは思ってもいなかったが、、ダブルプライムが休み明けに今度はダートのスプリント戦で5戦目を迎える。

前回の休養は10日間で、入厩してぎりぎり10日で早くも出走というすごいスケジュール感だったけど、今回は丸々1月休ませてもらって、入厩してからも3週間厩舎で調整してからの出走になるので、前回の休み明けとはまた違って、しっかりリフレッシュできていると思うので改めてここは期待大。

先々週の日曜日に、ゲートから12秒台で出て8ハロン追うっていう調教をしてて、この調整方法は初めて見たんだけど浅見厩舎では時々あるのかな?

これである程度は最初のダッシュにも目途がついてると思うので、ここまでの臨戦過程だけ見て切っちゃう人は要注意ですぞ!


ここは牝馬限定のダート戦だけに相手も一流どころはおらず、いかにもスプリントっぽいダッチェスドライブとか、2着が2回あって安定してるミヤジガンバレ、あと名前は異常だけど前走でなかなかの後方一気をかましてるリアライズキボンヌ辺りが人気的には上位かな。

どの馬が強いってより、まずはダブルプライム自身が本当にダート大丈夫なのかってのもあるので、明日はとにかくその辺を観察しようと思う。

もちろん血統や馬体的には間違いなくダートもこなせるはずなんだけど、結果としては前走はボロ負けしてるわけだからね。

まぁあれはダートと言うより泥だったけど。。


社台馬のエサ代がそろそろ3頭分になるって事情もあるので、、何はともあれしっかり賞金をくわえてきてくれることが大事だと思う。

その上で、血統的にまた春になれば成長して軽く勝てるようになるって確信はあるけども、できればこの時期のうちに勝ち上がっておいて欲しいと思っている。

レッドエクスプレス京都2歳Sは色々合わなかった

府中でレッドシャンクスの勝ち上がりを見届けて、意気揚々と帰って見たレッドエクスプレスの京都2歳Sは、残念ながら色んな試練を一気に課されてしまうようなレースになってしまった。

気持ち横を向いたりしてるところでゲートが開いて、ちょっと立ち上がるような感じに1/4馬身ぐらい出負けして後方へ。上手く流れに乗れず、道中は最後方まで下げる場面もありながら内を通って直線。前が狭い状況でいまいち伸びず、加速はしているものの流れ込むように0.5秒差の7着。


上にも書いたけどちょっと色々厳しかったよね。。

今回は内回りってこともあって前走みたいな先行する展開を目指してたと思うんだけど、出負けして後方から行くことになっちゃったのがまずは直接の敗因だと思う。

その後も道中で全然挽回できなかったのは若さだと思うし、(これ、きっと私が苦手な北村宏騎手が乗ってたりしたら、なんでディープ産駒はこのコースであの乗り方ダメって分かってんのに上げねーんだよ!とか暴言を吐いていたと見る。)レッドセインツの印象が強いのかもしれないけど、どうもこの時期のディープ産駒はこじ開けるレースが苦手な印象があるので、内に入ったものちょっと苦手な形になっちゃったと思う。

これだけ色々と向かない要素があって0.5秒差なら、まぁそれほど悲観する必要もないと感じる。

もう1回OP挑戦でレッドセインツと同じラジオNIKKEI杯2歳Sとか出れば、レッドセインツよりいい勝負できるような気がするよ。


ちょっと残念な結果にはなっちゃったけど、悲観する内容でもなかったので、また改めて次走に期待ってとこでしょう。

どうせいつか試練が課されるなら、この時期に一気に体験しちゃって良かったとも思うし、いい経験になったと思って前向きに行きましょ。

初の2歳2勝馬は、12月の後半まで楽しみにしておこうと思う。

レッドシャンクス2戦目で勝ち上がり!

うん、初戦は文句ない競馬だったし、今日も文句ない勝ち方だった。

外枠から好スタートを決めて、流れに乗る感じで前につけると、そのまま4コーナー回るまでノリちゃんらしいソツない感じで先行。直線に向いて残り400mぐらいから追い出したら、外によれたりキョロキョロしたりしながらも抜群の手応えのまま軽く抜け出して、そのまま0.3秒差をつけて1着。


こういう勝ち方って好きなんだよね。

すごく安心して見ていられて、これまでの出資馬の中でも、先行しての勝ち方って意味では1番いい勝ち方だったんじゃないかなぁ。

この血統で良馬場の外枠からこれだけ強い勝ち方ができるんなら、本当はそのまま欧州にいればもっとすごい馬になれたのかもしれないと思うとちょっと複雑だけど、、でもこの感じなら日本でも相当やれると思うし、なんとか大舞台まで辿り着ければ、運次第で1発狙える馬かもしれないよ。


区切りの10勝目を勝ち取って改めての11勝目、また府中競馬場で目の前で勝ってもらって、口取りには外れているという、、それはどっちでもいいとして、本当に素晴らしい勝利でした。

今日はいいお酒が頂けますね♪


以下はめちゃくちゃ写真撮ったのでそれを展示しときます。

いい感じで歩いてる。


初戦と違って暴れることもなかったし、実はこの馬は意外と頭いい馬なのかもしらんね。

子供っぽいは子供っぽいけど。。

馬体も、8kg増えたとは思えないすっきりした雰囲気で、充実してるんだと思う。


ノリちゃんが乗って2枚。



騎手が乗っても落ち着いてるし、まるで優等生。


本馬場へ。



ボロっと何かしてるようにも見える。


あまりに圧勝だったので、珍しく走ってる写真も撮れた。


走った後はさすがに疲れてる感じだったけど、ピリピリするでもなく、厩務員さんの言うことはよく聞いてたよ。




写真撮影が終わって、サインに応えるノリちゃん。


こんな笑顔でファンに対応してくれてました。素晴らしい!


家族サービス(とその前に京都2歳SのTV観戦)があったから写真撮影の後はすぐに府中競馬場を後にしたけど、久々に目の前で出資馬が勝ってくれて、楽しい府中行きでした。

レッドエクスプレスが京都2歳Sに挑む!

初戦は(出資者も含めて)半信半疑の仕上がりで超良血馬に挑んだところ、まさかの圧勝で一躍現時点のクラシック有力馬の1頭に入れてもらえることになった(はずの)レッドエクスプレスが、満を持してクラシックへの登竜門とも言える京都2歳Sに挑む。

このレースは去年レッドセインツが挑んで、ちょっと不利があっての5着と涙を飲んだレースで、今回は個人的にリベンジって意味もある。


いま府中から帰ってきたばっかりで時間がないのであんまり書けないけど、ここでトリップアルキメデスに勝てれば本気でクラシックを意識できる存在になれるはず。

仮に1着じゃなくても、この2頭とどういうレースができるのかってのは今後のこの馬を考えるにあたってすごく意味があること。

去年の借りを返す意味でも、レッドシャンクスでの勢いに乗ってまた出資者を驚かせて欲しいと思う。

体重もマイナス2kgでちょうどいい感じ。

頼むぜ~!!

レッドシャンクス2戦目は外枠良馬場

前走の府中芝2,000mはすごい手応えで直線に向いたものの、残念ながら血統通り切れ味負けしてしまったレッドシャンクスが、距離を短縮した芝1,800mで勝ち上がりを目指す。

この仔にとっては、不良馬場の内枠からだらだら粘る競馬が1番向いてるような気がするので、今回の条件は距離も含めてちょっと厳しいものになったと思う。

ただ、まぁ言っても未勝利クラスだから、、言い訳なしでいまのうちにこういう不利な条件を乗り越えておいて欲しいってのもある。


相手は前走の内容からも調教からもベルウッドホルンエアロケットの2頭で間違いないでしょう。

見たところ2頭とも甘いは甘いところがあるので、ここは決め手に欠ける人気馬3頭の中で、誰が1番マシな粘りを見せてくれるかってところなのかな。

この面子なら馬体とか雰囲気だけなら圧倒的だと思うし、なんとか格好をつけて欲しい。


今日もまた口取りは取れなかったので府中に行くにしても気楽に行けるんで、、どうにかお願いしますよ!

2011年11月20日日曜日

レッドルイーザ2戦目は道悪に泣いた?

用事があってさっきやっと結果を確認したが、、前進を期したレッドルイーザの2戦目は、残念ながらまさかの後退という結果となってしまった。。orz

普通のスタートからちょっとだけ鞍上と喧嘩する雰囲気で中団の前へ。道中も少しずつ位置取りを上げてほとんど先行集団と一緒に4コーナーへ。そこから前が狭くなったところで前走と同じように頭を上げて、今日は首を引きつけるような変な走りになってしまって、ラスト1ハロンぐらいは沈むフォームになったものの、前走ほどの伸びもなくて0.5秒差の7着。


う~ん、、悪いところは分かってるんだけどそれが全然直ってないってのはちょっと厳しいねぇ。。

田面木騎手も正直あんまり上手く乗ってなかった気がするんだけど、まぁ今回のは事故だし、急に決まったことなのでそれは仕方ない。

前走を見ても今回を見ても、普通に中団の後ろぐらいで折り合って最初から沈むフォームで直線に向かえば簡単に勝てるような気がするんだけどなぁ。。

その「普通に」が難しいんだろうな。

今回は元々合わないって言われてた力の要る馬場だったってこともあるし、度外視して次って感じかな。

でも直線で必ずあんなんなっちゃうのは参っちゃうよね。

ここは何とか藤沢厩舎の腕で時間をかけて矯正してくれればと思う。


もう1走だけまた良馬場でやらせてもらえると嬉しいんだけど、厩舎事情もあるし一旦は放牧かね。

ここまでで分かってる問題点さえ矯正できれば勝ち上がれる力があるのは、この2走を見れば明らかだと思うし、なんとかして欲しいもんです。

どうかよろしくお願いします。

ということで来週はいよいよレッドシャンクスとレッドサイファーの藤沢厩舎2頭出し!

2011年11月19日土曜日

デルモニコキャットの10見学 2011.11.14

いよいよ今回の牧場見学では最後になったデルモニコキャットの10。

同じ厩舎の他の馬と一緒で、この仔も最近コースに入って乗り出したそう。

ということでやっぱり冬毛が目立ちまくり。


上の2頭とはまた全然違った雰囲気で、牧場の方はレッドシェリフとジョングルールの同じ時期のこともすごくよく覚えてらして、立派な馬体を持て余し気味だった上と比べると、牝馬なこともあって現時点では仕上げやすそうとのことだった。

前のスティンガーの10よりはおとなしく歩いてくれる。


上と比べると母系の感じが出てないけど、父似ってわけでもないですよねぇ、、と呟いてたら、いや、これはディープが出てるんじゃないですか?とのことで、毛色もあってあんまり父には似てると思ってなかったので少し安心した。

顔も適度に気が強そうでいいじゃないですか(耳が揃ってなかった、、orz)。


後は厩舎だよな。

同じ社台ファーム厩舎で同じ厩務員さんが引いてくれてた馬がひどい目に遭っているので、今度は逆に馬が多すぎる厩舎でその辺がどうなのかはちょっと気になる。

矢作厩舎がどうこうって文脈じゃなくて、一般的に牧場側としても、入りにくい厩舎の場合は早めに函館競馬場とかでゲートだけでも受からしてもらって、秋に厩舎が混む前に入りやすい状態を作っておく、みたいな配慮は考えてるって聞いたことがあって、この仔もなるべく早く1回は入れてもらいたいですね、とおっしゃってたってことは、牧場側としても入りにくい厩舎であることは認識してるみたいだった。

例の6月に書いたやつと今年の管理頭数を見ても、また渋滞しそうなのは明らかだから、どうかその辺は牧場と厩舎で上手くやって欲しいと思う。


これで今回の見学は終了。

目玉の1歳馬が3頭とも見られなかったのは痛恨だったけど、それでもこの時期の1歳馬に会っておけるのはやっぱり楽しいし、2歳以上もまぁ状況なりに順調で良かったと思う。

あと、最後にレッドバリオスにまた会えたのも本当に良かった。

外国産馬に会おうとして北海道行きを延期してたらもう会えなかったかと思うと、これが最大の幸運かもしれない。

次に行くのは春かなぁ。

また楽しみ。


今回はおまけ画像を載っける代わりに、社台スタリオンステーションの話を時間ある時に書こうと思ってます。

スティンガーの10見学 2011.11.14

最後にパヤドールがお世話になっていた厩舎に移動して、スティンガーの10とデルモニコキャットの10を見学。

まずはスティンガー10から。

月末の更新からこの日までの間でもうコースに入ってるんだけど、この厩舎の馬はブルーグラスさんから移動してきたばっかりで、ちょっと前までずっと放牧だったから、みんな冬毛がもっさもさ。


写真を見ると、迷って出資しなかったコートアウトの10も同じ厩舎にいてやっぱり冬毛もっさもさだよね。

この状況を見ていると、私の推理では、こないだパヤドールをここから追い出した犯人はこいつらだと言うことになる。。


個人的には(2,000万円以上とかの高馬でなければ)シンボリクリスエス牝馬ってだけで敬遠する必要はないと思ってるんだけど、気性があんまりおっとりしてると、牝馬の場合どんなに安くてもヤバいなぁって気がするので、この仔に関してはスティンガーの子供らしく、ちょっとうるさいところがあって安心した。


お母さんと似たところありますか?って聞いてみたら、これから調教が進んで行けば、もっとピリピリして似たところも出てくると思うってことで、いまんとこそんなに似てないようだった。

聞くところによると、お母さんのスティンガーは牧場ではとにかくよく寝る馬だったんだそうで、馬房に戻るとどんな短い時間でも必ず寝てて、調教の時はいつも寝藁の跡がついた状態だったんだって。

まだすたすた真っ直ぐ歩く感じじゃなかったかな。


でも神経質そうな感じは全然ないし、知らない人が近づいても、警戒はしても威嚇したり暴れたりするところはなかったので、程良く扱いやすい気性だと思う。

もう1回横から。


まだ適性とかは全然分からないし、国枝調教師もちょくちょく様子を見にいらしてるそうなので、とりあえずは成長待ちって感じかな。

初めて出資したG1牝馬の仔で、出資の決め手はもちろんミーハーなんだけど、なかなか雰囲気のある馬だし、それを超えた活躍に期待したいと思う。

続いて同じ厩舎で、最後のデルモニコキャットの10。

レッドルイーザ距離を延ばして2戦目

前走のデビュー戦は負担のかからないレースで0.3秒差の5着と、上々の滑り出しだったレッドルイーザ、ここは確勝を期して再び牝馬限定戦で、距離を200m延ばした芝1,800m戦に挑む。

残念ながら騎乗予定だった松岡騎手が怪我をしてしまったので、鞍上が田面木騎手に変更になっているが、調教でも乗ってくれていた騎手だし、藤沢調教師が選んだんだから問題ないでしょう。

まだ今年2勝しかしてないのはもちろん不安だけど、勝率だけなら松岡騎手よりいいし(!)、変な癖がないって言っても、走るフォームが固まってなかったりするこの仔にとっては、前走のレースっぷりとか全部知り尽くした上で乗ってくれる田面木騎手は、マイナスを補うプラスもある騎手だと思う。

よろしく頼みますよ。


相手は初戦のレベルが高かったトーセンオーラとか前走もいたラクリモーサとか、あと距離を延ばしたディープ産駒のエポキシ辺りかな。

特にトーセンオーラなんかは調教も走るし最強の敵だと思うけど、、こんな適当な名前の馬に負けたくない(笑)とか、トーセンダンスに負けるゼンノロブロイじゃないでしょうってことで、ここはなんとかして欲しいと思っている。

前走のパドックで見た感じでも、いつまでも未勝利で走ってるレベルじゃないんで、まぁ明日はあんまり馬場が悪かったらちょっと分かんないけど、確実に前進が見込めるここは是非とも軽々と通過して欲しいところ。


明日は用事あって府中に行けないどころかリアルタイム観戦もできないですが、、あんまり心配せずに結果を待っていられるはず。

少なくとも着順落としたりしたら引っくり返るよ。

相手は前走よりもしかするとちょっと厳しめなのかもしれないけど、そんなこと言うレベルじゃないところを見せつけて欲しいと思う。

レッドスピリッツ見学 2011.11.14

直前のレッドバリオスで意気消沈した後、続いてこっちは逆の意味で意気消沈と言うか何と言うか。。

散々待たされたあげく入厩直後の骨折で牧場に戻ってきた、、と思ったら実は古傷だったと言う何とも不運?が続くレッドスピリッツ。

調教師にはもう期待してないけど、実馬を見るとやっぱりこの仔自身の力でなんとか一流馬に育って欲しいと思ってしまうね。


いつ骨折していたのかは結局分からないみたいで、そしたらその時に気付かなかった社台ファームさんに問題があるのか?って話にもなるけど、当時もいまも歩様に全く見せてないんなら、何の不安もない馬を全頭レントゲン撮影とかしないと気付かないわけで、そこを責めるのは無理筋でしょうって話。

とりあえず現状は腫れが若干残ってる状態で、でもその腫れって骨折と関係あるの?という感じ。

とにかく、状態自体はすぐに運動を開始しても大丈夫な状態のようで、重い骨折とかじゃなくて本当に良かった。


古い骨折線の方は、これぐらいの骨折線だと完全には消えない馬もいるみたいで、実際そういう状態でタフに走ってる馬を何頭か教えてもらったし、社台ファームの同じ厩舎にいる重賞勝ち馬にもいた。

色々とケチがついてしまったこの仔だけど、数え切れない一流馬を見てきた牧場の方に「この仔は走りますよ!」と言ってもらえたのが何よりも今回の救いだった。


自分が写ってない立ち姿の写真がこれしかなくて、、すいません。


春から色々と経緯があった馬で自分としても思うところがあったので、一通り状況を聞いた後はしばらくレッドスピリッツの目の前で牧場の方と話し込んでしまった。


見学した翌日には改めて牧場内で相談して今後の方針について厩舎とクラブに伝えるっておっしゃってたので今週の更新が楽しみだったんだけど、まだ更新されないのでどうなったんだろうなぁ。

雪が積もるような時期に入る前に栗東に戻れるといいんだけど、、とか言ってたらもうこの日の夜には初雪が降ったみたいだし、何はともあれ年内には本州に戻ってきて欲しいな。


今回の社台ファームさんで見学させて頂いたのは1歳馬とレッドバリオスとこの仔だけだったので当然っちゃ当然だけど、この仔が1番良く見えたし、なんとかこの後は頓挫なくデビューして、勝ち上がって欲しいと思う。

ホント頼みますよ庄野調教師!

レッドバリオス見学 2011.11.14

見学した2日後に引退が発表されたレッドバリオス。

引退が発表された時のにも書いたけど、確かにこの時点で相当厳しい雰囲気はあって、見学が終わって次の厩舎に移動する間に、嫁さんに「バリオスはこのまま引退しちゃうかもしれないなぁ、、」と呟いて猛烈に凹んでいたぐらい。


出てきて開口一番「これはちょっと時間かかるかもしれないです。」と言われて、腱のところを見せてもらった。

ちょっと見ただけじゃ分からないんだけど、触ると確かに右の方が太くて、感覚としては2cmと3cmぐらいの差って感じかな。

案内してくれた方によると、かなり状態が悪くても「筆ペンとマッキーぐらいの違いしかない」らしく、これまで腱の炎症って言うとぷっくり腫れてるのかと思ってたので印象が全然違った。

現状でも屈腱炎ではなくて腱鞘炎なんだけど、場所は同じだし傷めやすさも同じなので、屈腱炎と同じ治療法で治療してるってことだった。

前回の休み明けに全然絞れなかったこともあったから体重を増やさないで治療するような方向だと思ってたら、社台クリニックの獣医さんの最近の方針は、栄養をよく採って早く治す方が体重による負担とか今後の調整の負担よりもいいってことだそうで、今回もだいぶ太ってた。


相変わらず雰囲気があってカッコいいんだけどなぁ、、

聞いた情報がすごくネガティブに聞こえたからか前回より覇気が足りなく見えたのも事実。

これでもう会えるのも最後だったんだなぁ。。><


戻ってきた時は軽い症状ってことだったけど診てみたら前回と同じぐらいかそれ以上に重い症状だったということで、「復帰はまた夏ぐらいですか?」と聞いてみたら「その頃が目標だと思います。ただ、また治っても再発するリスクは高いので、その辺は焦らずに見守って下さい。」とのことだった。

脚を持ち上げて腱を触ってみて、痛みはないんだよな、なんて言いながら。

最後に「バリオっちゃん頑張ろうな!」と声をかけてもらって、「よろしくお願いします。」と言ってバリオスの厩舎を後にした。

2011年11月17日木曜日

キャスケードブーケの10見学 2011.11.14

去年はレッドエクスプレスとレッドブレイゾンがいたこの厩舎は、山本オーナー関係で当歳から社台ファームにいる馬が主に入ってる厩舎みたいで、ここにはマジックコードの10とかもいたんだろうなぁと思うとそっちもできれば見てみたかったけど、そこはクラブの決まりなんで仕方ない。。

ということでキャスケードブーケの10。

この仔はウォーエンブレム産駒なのに動画だとおとなしくトコトコ歩いてて珍しいと思ってたけど、実馬を見るとやっぱりウォーエンブレム産駒らしくて安心したというか何と言うか、、

というわけでまた睨まれた。


近況では線の細いところがあったって書いてあったのでどんなもんかと思ったけど、まぁこの時期にしては若干ふっくら感が足りないにしても、これなら余裕で許容範囲。

顔も気が強そうでいいじゃないっすか。


さっきのアドヴァーシティの10もたいがいやんちゃな感じだったけど、こっちもすごく元気一杯で、善哉善哉という感じ。

やっぱり若い牡馬はこれぐらいやんちゃじゃないとね!

でも、私の腕の関係で上手く撮れてないけど、止まるところはちゃんと止まってくれるし、2頭とも意外と頭のいい仔なんじゃないかな。

斜めから。


調教師も何回か様子を見に来てくれているそうで、来週も見に来る予定だそう。


また芝とかダートとか何か印象ありますか?って聞いてみたら、やっぱり分かりませんの一言。

ただ、この父でダートがだめってことはないと思いますけどねぇとおっしゃっていた。

母系が母系だし芝がだめってことはあり得ないだろうし、そもそも馬は芝で育ってるんだから芝がだめとかないんですよ、とのことだった。

関係ないけど、時々「芝の切れ目で驚いて」とかいうコメントを見たりするけど、牧場で芝の切れ目なんてそこら中にあるのになんで走ってて驚くんだろうね、という話もした。

この仔についてはむしろ父も母も小さく出ることが多いのに割と大きめに出てるから、この先どうなるかが想像つかなくて楽しみって話をしていた。


歩かせてもらった。


ちょっとDVD対比だと高めかなぁという気がしてたこの仔だけど、この感じなら心配ないし、運が良ければ上も狙えると思うので安心した。

続いて厩舎を移動して、この2日後に残念ながら引退が決まってしまったレッドバリオスとの再会。

また明日か明後日に書きます。。

アドヴァーシティの10見学 2011.11.14

社台TCからソロリサイタルの10の見学が終わって、ここから先は全部東京TC馬。

社台ファームで会った最初の1歳馬はアドヴァーシティの10。

上の2頭が両方とも新馬勝ちってことでこの仔にもプレッシャーがかかりそうなところだけど、そんなのは全然感じさせなくて元気一杯。

睨まれた。


上のレッドエクスプレスも寝起きでぼけっとしてる時以外はいつも元気だったそうで、この仔も同じように元気。

まだ睨んでる。


やっと落ち着いてくれた。


すごくいい面構えだったレッドバリオスとこの時期はちょっとアホっぽい顔をしていたレッドエクスプレスと違って、この仔は(すぐ睨んでくるけど)賢そうな顔をしていてすごく好み。


これは一流馬候補なんじゃないですか?

歩かせてもらうと、DVDよりちょっと暴れてたけど元気に歩いてて、これも良い感じ。


馬体は好きだし顔もいいし動きもいいしってことで、レッドバリオスの下だってことを除いてもすごく好みで、これは今後が楽しみになった。

無念の引退ってことになったレッドバリオスの後を継いでくれよ!


続いて同じ厩舎でキャスケードブーケの10。

2011年11月16日水曜日

ソロリサイタルの10見学 2011.11.14

初日はノーザンファーム、坂東牧場、ファンタストクラブと3つの牧場を回ったけど、この日はレッドアーヴィングが移動して急遽ノーザンファーム空港牧場がキャンセルになったので、社台ファームのみ。

まずはいきなり社台TC出資馬で重みが違うソロリサイタルの10から。


軽快に登場してくれた感じは、牡馬にしてはきびきび動いてたしとても好感。

募集写真のひょろひょろな感じとは別馬で、まだまだしっかりと身が入ってきそうな雰囲気だと思う。

止まった写真が上手く撮れてなくてすみません。。


月初の更新でまだロンギ場にいるって聞いて相当びびってたんだけど、もう先週から馬場に入ってるそうで、普通にダートコースのキャンターもこなしてると聞いて一安心。

遅れた理由については、特に成長がどうのとか適応がどうのとかって話じゃないみたいだし、そもそもそんなに遅れてないとのことだった。

猛烈に逆光の顔写真。


近況の「走りに対してとても前向き」ってコメントにパヤドール感が漂っててどんなもんかと思ってたけど、ちょっと落ち着きがないところはありながら、神経質型のパヤドールとは違って気性難型?ちょっと攻撃的な雰囲気を漂わせていた。

これは母系のNasrullahがスピード◎じゃなくて気性難で出たな、、(再び謎)とか思いながらも、牡馬ならこれぐらいでちょうどいいでしょってことで心配はしてない。

キリっとした感じで歩く。


次はちょっと頭が高めに歩く。


当然、まだ芝とかダートとかは分からないけど、この母系にしてはスプリント一辺倒って感じでもないんじゃないかってことだった。

同じ時期のと比べると肉付きも良くて、しっかり鍛えられそうとのこと。

あと、調教師は何か言ってたか聞いてみたら、まだ確認してるだけって段階でしょうとのことだったが、最近も見に来てるようだったし、まだ厩舎に少ない社台血統ってことで、大事にしてくれることに期待している。

とにかくまぁこの仔に関しても元気なのはいいことだ。

来年の春ぐらいに会えるようだったら、また一段と成長した姿を見ることができそうで楽しみ。

芯が通った血統の若い馬は、こういう楽しみもあっていいね。


ということで次はアドヴァーシティの10なんだけど、また明日以降ですみません。。

レッドガナドーラ見学 2011.11.12

廊下でつながってる隣の厩舎から同じ場所に連れてきてもらって、次はレッドガナドーラ。

相変わらずご立派な馬体で、、休み前より更にいいんじゃないですか?


真横から。


古馬の牡馬みたいだよね。


蹄も見せてもらって、ちょっと前に見た軽い蟻洞の馬の蹄なんかより全然問題なさそうで、実際もう痛みもないみたいで乗ること自体は問題ないとのこと。

近況通りだと入厩が2月ぐらいになる感じかなぁと思って聞いてみたら、乗ること自体はできるので、雪が積もり出すと牧場で絞りにくくなることを考えれば、入厩は年内の可能性はあるとのことだった。

もちろん復帰は爪が完全に伸びてからだから2月とか3月にはなるんだろうけど、この寒い時期に本州までは行ける可能性があるってのはかなりいいニュースだと思う。

どうせ復帰するのがその時期なら入厩はいつでも、、という考え方もあるかもしれないけど、やっぱり早く近づいておくに越したことはないんでね。


雰囲気VIP度は変わってなくて安心した。


まだ16時前なのにすっかり夕暮れになった日高を後にして札幌へ。

この日の見学はこれで終了。

札幌ではいつも通りジンギスカン頂きましたよ。

レッドジョーカー見学 2011.11.12

残念なニュースから気を取り直して、、再び牧場見学シリーズ。

坂東牧場さんが終わって、次はファンタストクラブさんへ。

向かってる途中にさっきご一緒した方々のと同じ車が後ろに見えて、また一緒かな~とか言ってたらファンタストクラブの敷地に入る直前で別の方向に行かれたので、違う人だったか、、なんて言いながら調教事務所に着いてみると、なんとやっぱりさっきの方々が先客でいらっしゃっていた、、!

さっきの車はやっぱり同じ方々の車で、我々が遠回りしてただけなんですな。。


今回は違う馬の見学のようで、事務所前で別れてこちらはレッドジョーカーの厩舎へ。

ここへの訪問は3回目にして初めて雨が降っていなかったので、初めて外で馬を見せて頂くことができた。

ちょっと太ってるけど元気そうじゃないっすか。


牧場にいた時は問題なかった部分が、厩舎での調教を経て戻ってきたら確かに喉鳴りの原因になるかもしれないぐらいには目立つようになっていたということで、手術をしたんだそう。

元気はすごく元気なんだそうで、休んでる分、むしろ元気が余って抑えられないぐらいなんだって。


確かに引き綱を噛む癖も復活してたし、牧場時代のレッドシャンクスを彷彿とさせるような落ち着きのなさで、馬房の外に出ると喜んで「怪獣みたいに」暴れ出すらしい。

まだ手術跡がすごく痛々しくて、最初はかわいそうに、、とか思ってたんだけど、全然そんな心配ない感じで安心した。

さすがに歩かせてはもらえなかったけど、これだけ元気なら全然問題ないでしょって感じ。


しばらく運動は休んでから改めて作るってことで、この牧場は雪が降ると坂路が使えなくなるってこともあって、復帰は早くて2月とかのイメージかな。

せっかくダートの番組が多い時期なんで残念は残念だけど、まぁこの馬は長く現役でいてくれるだろうし、これぐらいは普通の休みと思っておくぐらいでちょうどいいと思う。

とにかく元気一杯だったので、安心して気長に待ってましょう。


続いて同じ場所でレッドガナドーラ。

レッドバリオス本当にありがとう

牧場見学シリーズの途中だったけど、すごく残念なニュースが入ってきたので緊急更新。

自分にとって最初の出資馬にして最初の勝ち馬レッドバリオスが、腱鞘炎の具合が思わしくないという診断から、残念ながら今日の更新をもって引退することになった。


一昨日会った時点では恐らくまだ引退は決まってなかったと思うんだけど、去年「この馬は必ず復帰しますから!」と力強く言って下さった厩務員さんが、今回はどうにも苦しそうな雰囲気だったのが、この馬の現状を物語っていたんだと思う。

牧場で案内してくれた方が「バリオっちゃん頑張ろうな!」と話しかけてくれていて、こいつが頑張ってるならいくらでも待つぞ!と思いを新たにしていたところだっただけに本当に残念。。


実際、年に1走できるかどうかっていう現状で現役を続けるのは、自分にとってはバリオスは特別な馬だからいくらでも待てるんだけど、他の出資者さんにとっては負担でしかないのかもしれないわけで、そういう意味ではこの決断は仕方なかったんだと思うし、この段階で見切ったのはむしろ陣営とクラブ英断だと思う。


でもなぁ、、、


やっぱり悲しいなぁ。。


何度も書いてる通りレッドバリオスは自分にとって初めての出資馬で、夢だった馬主への第1歩として、一口出資でも最初の馬が今後の運を決めると思って気合いを入れて選んだ馬だった。

それだけに2年前の新馬戦ですごい勝ち方をしてくれた時は手の震えが止まらないほど嬉しかった。

あれが最初で最後の勝利にはなっちゃったけど、一生忘れないレースだと思う。

まだしばらく一緒に過ごせると思ってたんだけどなぁ。。


考えてみれば未勝利馬以外の引退も実はこれが初めてなんだよね。

これからの一口馬主生活で出資馬の引退には何十回も立ち会うことになるわけだし、こういうのを1つ1つ乗り越えて、また素晴らしい馬に巡り逢うことになるんだと思う。

その最初の悲しさがやっぱりバリオスだったのは、これはこれで良かったのかもしれないね。


いままで本当にありがとう。

いつかまたバリオスより強い馬に出会って、今度こそ夢のダービーに連れてってもらいたいと思う。

また会う日まで!

オールザチャットの10見学 2011.11.12

ちょっとだけノーザンファームに長居してしまったので、若干急ぎめで坂東牧場さんへ。

ここでは珍しく他の会員さんと一緒に見学することになって、1年半前にレッドジュリアと会った厩舎まで一緒に移動。

他の会員さんと一緒になったのはレッドアーヴィングに続いて2回目だけど、子連れで相当うっとうしいと思われるうちの家族にいつもすごく感じ良く接して頂けるので、大変ありがたいです。

今回なんて馬と子供と一緒に写真まで撮ってもらっちゃったよ、、ありがとうございましたっ!><


というわけで、実はこの仔が社台TCと東京TC含めて初めて会う10産駒になった。

まだどう成長して行くか分からない段階だけど、青鹿毛なこともあって雰囲気はすごくある馬だったと思う。


急に大勢の人に囲まれても全然動じない。

、、動じない、、?

というかこの仔はまだすごくのんびりしてる感じだね。

動かすとすっと動くし覇気がないわけじゃ全然ないんだけど、まだ人生余裕綽綽って感じなのかな。

こう見るとやっぱり耳でかいなぁ。


この雰囲気は兄と比べてどうですかって聞いてみたら、ビービーガルダンはさすがに短距離馬らしく、これぐらいの時期でもここまで落ち着いてはいなかったみたいだけど、見た目だけで言えばやっぱり似てるみたいね。

姉のレッドマーベルも牧場で写真撮ったりする時はすっと止まっていられる仔だったけど、あれはもう2歳になってから会ったから、また勝手は違うかも。

歩くと重い感じは全然なくてバランスいい雰囲気。


いまは後脚だけに蹄鉄を履いてるようで、自分は全然気付かなかったけど一緒に見学した方々が当たり前のように気付いてて、ちょっと凹んだ。


これはまた次に会うのが楽しみなタイプだよね。

遅生まれなこともあるし、もっと筋肉がついて絞れてくる段階になればすごく立派な馬体になると思うので、それが楽しみ。

もういっちょ前から。


人に動じない馬って意味では、引退した出資馬でレッドフィアレスなんかの例があってちょっと不安なんだけど、基本的にはそういう落ち着きは強みのはずだからね。

速いところをやってやっと少しずつ闘争心が出てくるぐらいが理想だと思う。

角居厩舎に入るわけだし、牧場にいるうちはとにかくあの厩舎のハード調教に耐えられる馬体作りに専念して欲しいな。

これまで日高産の出資馬で勝ってるのって実は姉のレッドマーベルだけなんで、この仔にはすごく期待してる。

頼むよ!


坂東牧場産さんの次は、初めて豪雨以外の日に訪問するファンタストクラブさんでレッドジョーカーとレッドガナドーラだけど、今日はこの辺で。。