2013年11月19日火曜日

レッドロンメルのデビュー戦は光った2着

日曜日はちょっと不安もあったレッドロンメルのデビュー戦だったけど、さすが石坂厩舎って感じでこの仔が1番期待以上の走りを見せてくれた。

まぁレース前の不安が1番大きかったから1番期待以上なんですがね、、

それにしてもパドックで見た時はこりゃあかんと思ったぐらい緩いと言うか、ノーザンファームで「ガッチリしてるけどまだまだ中身は若い」って言われた理由がよぉく分かる状態だったんで、あの状態であそこまで行けたのは大したもんですよ。

これで後ろもしっかり成長すれば結構いいとこまで行けるんでないの!?


揃ったスタートからちょっと外に逃げてしまい後方から。促すでもなく自然な感じに追走して、1コーナーでは前とも差のない5番手の内から3頭目ぐらいまで上がる。いい感じに折り合って5頭ぐらい固まった先行集団の後ろを追走してると、周りの動きがあって最初の1,000mを過ぎた辺りでは今度は8頭立ての7頭が固まった集団の1番後ろへ。3コーナーから4コーナーはひたすら最内を通って、再び並んだ5番手ぐらいまで上がったところで一気に外に出して直線。大外からいい手応えで直線に向いたので行けるか!?と一瞬だけ思ったらそこから伸びがなく、あらら、、と思ったら今度はまた内に入って、岩田騎手の尻もち追いに応えて再加速。最後は勝てるとは思わなかったけど0.2秒差まで差を詰めての2着で入線。

道中はもう全然ダメかと思いましたよ。

馬の力もあったにしても、このレースっぷりで最後力尽くで2着まで押し上げて来る岩田騎手ってのは改めて上手いなぁと思った。


要するにトモにまだちゃんと筋肉がついてないから、パドック解説でも言われてた通り後脚の踏込みは浅いし、スタート直後の加速もいまいちなんだと思う。

これじゃ味のない感じになってボロ負でも文句は言えないんだけど、それでも(道中の時計が全然違うにしても)8Rの1,000万下の上がり1位と同じ時計で上がれてるのは才能だよきっと。

ここから成長するかどうかってのがまた重要だけど、しっかりした母系にスペシャルウィークだから、これからの成長も十分に見込めるはずだよね。

期待大。


しかし牧場での状態だけで入厩後のこの現状まで見通せてるノーザンファームってやっぱりすごいよなぁ。

ちゃんと仕上げて競馬場まで来れば、それなりに筋肉がパキパキしてる馬とプルプルしてる馬で自分にも区別がつくんだけど、牧場の段階じゃ全然分からないもん。

いつか機会あったら教えて頂きましょ。


次は続けて使うんですかね。

ちょうど阪神JFの日に阪神ダート1,800mがあるからそこに向かってくれると自分としては最高なんだけど、石坂厩舎でこの馬体だけに一旦放牧かもしれないな。

成長の余地がありそうな馬ほど一流厩舎は任せて安心なので、、よろしくお願いします。

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