2013年12月10日火曜日

レッドリヴェールが阪神JF優勝!

去年に続いての2頭出しで挑んだ阪神JFは、いまでも信じられないぐらいだけどレッドリヴェールがハナ差でハープスターを下して優勝。

一緒に戦ったマーブルカテドラルも全力を出し切って5着と本当に頑張ってくれました。


まさか自分にもこんな事があるなんてって感じです。

この生活を10年とか20年続けて1つだけでも勝てたら嬉しいなぁと思ってたG1勝ちがこんなに早く実現してしまいました。

先日の妄想の通りレッドリヴェールならもしかすると、なんて可能性は感じながらも自分にはまだ早いと思って心の底では期待してなかったので、写真判定の結果が出た時は本当に涙が出てしまいました。

自分にとって金銭的な面でのベストな結果はもちろんマーブルカテドラル1着、レッドリヴェール2着だったわけですが、そこまで望むなんて欲張り以外の何物でもなく、昨日の結果がベストの結果だったと心の底から確信してます。

最高に嬉しかったですね。


レッドリヴェールは好スタート、マーブルカテドラルもいいスタートから出たなりに進むとそれぞれ8番手と10番手辺りのいい位置に落ち着く。速めのペースで淡々と進むかに見えた3ハロン目の後半辺りでマーブルカテドラルが少し引っ掛かって外からレッドリヴェールに並びかける形で進出。すぐに落ち着いたけど今度はマーブルカテドラルが1頭分先に行く形で4コーナーに入る。内から4頭目を通りながらもマーブルカテドラルの脚色が余裕十分で、レッドリヴェールは内から2頭目を通ってた分だけ直線に向いたところではまた前に出たけど、外で進路を確保して伸びるマーブルカテドラルが本当に勝っちゃうんじゃないかと思って大絶叫。しかもハープスターは内に入ってスムーズには伸びられなさそう。これは、、!残り200mまで勝てると思っちゃったんだけど、そこから坂で伸びが鈍ってしまいこれは負けた、、と。そしたら内からじわじわ伸びてたレッドリヴェールが更に伸びる!伸びる!自分も叫ぶ!叫ぶ!w先頭に立ってたフォーエバーモアを交わせる脚色を見て行けぇぇ!と思ったら何と内からハープスター、、!!残せぇぇ!と思ったけどハープスターにぎりぎり交わされたところがゴールであぁぁ、、と溜息。。orz

でもターフビジョンを見ると意外と際どい??

むしろもしかして、、??

結局、写真判定の結果ゴールの瞬間だけ首の上げ下げで5cmぐらいレッドリヴェールが出ててハナ差の優勝。

負けはしたもののマーブルカテドラルもハープスターとの差を夏から0.1秒縮めて0.4秒差の5着。

何度見てもシビれます。


まず、マーブルカテドラルはパドックでもこれまでで1番いいぐらい絶好調に見えて、これで負けたら仕方ないって仕上げだっただけにあの展開で負けたならもう力負けって言うしかないと思う。

少しぐらいロスがあったのはもう仕方ないし。

上原調教師も田辺騎手も畑中厩務員も、やれる事は全部やってそれが上手く行っての5着だからきっとスッパリ諦めがつくレースになったように思う。

力を出し切って負けたんだから敗れても悔いなしでしょう。

芙蓉Sでも坂で一瞬失速したように見えたけど、今回の結果も見ると実はダイワメジャー産駒でも坂が得意じゃないのかもな。


勝ったレッドリヴェールの方はもう恐れ入ったとしか言いようがないですね。

前倒し出走の新馬戦は高速馬場を33.3秒で差し切り。

超絶不良馬場の札幌2歳Sは逃げ馬しか勝てない日に1頭だけ中団から根性の差し切り。

休み明けの阪神JFでは歴史的名馬を向こうに回して418kgまで減った馬体でそれでもハナ差でG1勝ち。

ここから後の成績がどうなるにせよ、この馬はもう既にハープスターと共に歴史的な馬の1頭と呼べるレベルだと思う。

大したもんですよホント。

体重が減ってるはずなのに昨日のパドックではすごく雰囲気があって、これは身体が小さかったと言われる名馬Hyperionの血が、、

まぁ続きは来年w


間違いなく自分の一口馬主人生の1つのハイライトになる素晴らしいレースになりました。

須貝厩舎陣営にも上原厩舎陣営にも、いくら感謝してもし切れないですよね。

でも、本当にありがとうございましたって言いたいです。

どこまで行ってもハープスターはいるので来年も厳しい戦いが続くとは思うけど、2頭とも来年の競馬を一緒に盛り上げられるようにゆっくり休んでください。

場合によっちゃレッドリヴェールはハープスターと一緒にフランスへ、、?


以下は写真です。

まずはレッドリヴェールが登場。418kgでこの雰囲気はすごい。



ちょっと気合いが入り過ぎてる感じもあって途中から2人引きになりました。



続いてマーブルカテドラル。



こちらはいつも通りの少しテンションが高めな感じで、私には仕上がりは完璧に見えたよ。



強敵ハープスター。誰ですか大幅に太目らしいとか言ってたのはw



レッドリヴェールは周りでも「獣みたいな目してんなぁ」とか言われてたけど、ホントすごい闘争心むき出しだった。



こちらはいつも通りちょっと充血してる程度。



社長から何か指示が、、?



騎手が乗って、、レッドリヴェールはとてもこんな軽量馬には見えない。



相変わらず目も超怖い。



こちらは慣れたものでいつも通り田辺騎手が乗ったら少し落ち着いたように見えた。



さっきより目も怖くなくなった?



いつもパドックはこんな感じで助手さんと厩務員さんといい雰囲気。



既にパドックで舞い上がってて、撮った写真の半分近くピントがずれてるって状態だったけど、本馬場入場の後は写真を確認するのすら忘れてて絞りを間違えてたので全部真っ白www

、、、orz


そして凱旋の戸崎騎手。



これは口取りの時で私も泣きながら撮りました。



いつか参加したい!

あの獣のような目をしてた馬がレース終わったらこんなだから、本当に頭いいんだなぁ。



既に気品を感じるのは親バカだから。



おめでとうございます!



自分にとっても一生の記念の1つになりました。

これが最初で最後のG1勝ちにならないように努力を続けないとね。

そして改めて、マーブルカテドラルとレッドリヴェールの関係者の皆さん、本当にありがとうございました!

4 件のコメント:

  1. レッドリヴェール号のG1制覇、おめでとうございます。マーブルカテドラル号も入着で頑張りました。cazさんの相馬眼に感服しました。一口馬主としての実績は大きく水をあけられてしまいましたが、凡走を繰り返す当方の愛馬たちにも奮起してほしいものです。

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  2. ポラリスさんありがとうございます!

    自分でも何が起こってるのか分からない状態で色々と
    考えてみるんですが、やっぱりこの結果の9割以上は運だと思うので、
    いつかまた低迷する時の為に、いまのうちにモチベーションだけでも
    溜めておこうと思ってます。

    結果だけは幸いしましたが、やっぱり松田博厩舎の技術はホントに
    すごくて、改めて敵に回したくない厩舎だと思いました。
    ワールドリープレジャーの12、楽しみですよね。9月の写真めちゃくちゃ
    見栄えして羨ましいです。うちのチコウヨレはやっと体重増は
    止まりましたが相変わらず巨漢なもので。。

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  3. 遅くなりましたが、G1制覇おめでとうございます!
    私は今月末の大井でC2勝利を目指しますw

    テレビで見ていましたが、ハープスターの追撃を退けての勝利は価値があると思います。
    実際のところ、ゴール手前とゴール後はハープスターのほうが前に出ていたように見えましたが、ゴール板ではしっかりとハナだけ出ていましたね!素晴らしい勝利です!
    マーブルカテドラルも頑張って掲示板ですか!来春がますます楽しみになりますね!
    鬼が大笑いしそうですが、来年の2歳戦はチコウヨレで喜びを分かち合いたいものです。

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  4. えむさんありがとうございます!

    どこもかしこも「ハープスターは競馬に勝って勝負に負けた」的な話に
    なっていて、でも悔しいながら実際そうなんですよね。リヴェールも大した
    もんなんですが、やっぱり相手の方が強かったと思います。

    年上の姪っ子サンクンガーデンもこの勢いで何とか!ここに来て
    チチカステナンゴもブレイク中ですし、早く芝で見てみたいですよね。
    でもホント、以前おっしゃっていた通りチチカステナンゴ産駒は
    かなり左回り苦手なんですね。園田なら大丈夫、、!

    来年はもちろんチコウヨレでスタートダッシュを決める予定ですw
    体重これ以上増えないといいんですけどね。。

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