先々月にレッドセインツがはなみずき賞を勝って、出資馬に初めて2勝馬が出たばかりだったが、ここでレッドジョーカーも2勝馬の仲間入りをしてくれた。
いつも通り悪くないスタートから先団につけて、隊列が落ち着いてくるかこないかぐらいのタイミングで敢えて引っ張ってやや後ろ目のポジションへ。そこから外目を回して4コーナーぐらいから追い出すと、直線はどうしても2着馬の前に出られないまま残り50mぐらいまで競り合って、最後の最後で交わしてゴール!と。
これはなかなか良い勝ち方だったんじゃないでしょうか。
確か前走で付けてなかったシャドーロールを再び付けたことで、頭が高い走り方も少しはましになってたと思うし、2着馬はこのクラスでは(勝ち切れないまでも)実力上位の馬なので、ここを競り落として勝てたのは価値のある勝利だったと思う。
やっぱり現状で力を発揮できるのは中距離ぐらいまでののダートなんだろうね。
相変わらずパドックでは抜けて良い馬体をしてたし、解説の人はまだトモが緩いって言ってたけど、デビューした頃からこの馬を見てる自分から見れば、これでも十分「芯の入った走り」ができるようになってきてると思う。
加速がちょっと遅いのは変わらないにしても、伸びの持続する時間が以前よりかなり長くなってきたと思うし、目標にした馬を交わす走り方ができるようになったのは本当に大きい。
期待度の割にここまで伸び悩んできたこの仔ではあるけど、そろそろ能力開花の日も近いかな?
この調子で行けば、来年にはそれなりのところまで行ける馬になれるような気がする。
しかしこの成長の感じを見ていると、やっぱり無理して去年早めに使わなかったのが良い方向に出てるんだろうね。
どうしても藤沢厩舎と言うと使って欲しい時に使ってくれないイメージあるけど、こういう風に結果を出されてしまうとこの使い方にも納得せざるを得ないよね。
まぁこの仔はデビューしそうな雰囲気を醸し出し始めてからデビューまで半年近くかかったけど、その後はかなりコンスタントに使ってもらえてるからね。相当恵まれてる方なんでしょう。
とにかくこの調子で上のクラスに行っても堅実に走って、まずは募集価格以上を稼いで欲しいと思っている。
いや、何はともあれ本当に良かった。
ありがとう。
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