これはかなり嬉しい勝利でしたね。
阪神JFを3着した後に骨折が判明して全治半年の休養明けを3着、また少し間隔を取って正念場だった休み明け2戦目のここは、相当苦手そうな馬場だったのを強敵相手に見事に勝ち切ってくれた。
なんだかんだやっぱり兄弟みんな出資してると血統に対する思い入れも強くなるんだよね。
きねうちさんもすごく喜んでるし、馬自身の力で勝ち取った素晴らしい勝利でした。
ものすごいどしゃ降りの中、好スタートから自然に先行。ちょっと抑え気味に内外から行く馬には行かせて、先行集団の後ろぐらいの位置に落ち着いて淡々と進んで3コーナーへ。コーナーでは位置取りを下げないようにしながら少しずつ外に出して、進路を確保した状態で前と3馬身差ぐらいの理想的な位置で直線に向く。残り400mの手前ぐらいで追い出すと楽な手応えであっと言う間に先頭へ!でも残り200mでは2着馬に軽く交わされそうな勢いでうぉぉぉ、、と。それでもそこから負けないのが実績馬の底力で、三浦騎手の怪しい左ムチに応えて2着馬を外に吹き飛ばすと、そこからは残り何mあっても交わされない勢いで伸びて、最後はむしろ突き放す感じで3/4馬身差をつけて優勝。
これはもう明らかに力が違う勝ち方だったよね。
気持ちいい!
とても得意とは思えない馬場で、実際に走りにくそうに走ってたのにそれでも交わされそうになったところから突き放すんだから、本当に強い勝ち方だった。
超良血馬のシャンボールフィズやサトノオーがいる中で勝ち切れたのも本当に大きいと思う。
その2頭は今回は凡走って事になったけど、これだけ能力は間違いない馬が沈んじゃうような馬場でも実力を出し切れたってのは底力以外の何物でもないよね。
次以降にすごく楽しみが続くレースになったと思うので、何より脚にだけは気をつけて、また万全のコンディションで出て来て欲しいな。
もう1つ使うって事なので、中2週で11月10日(日)の牝馬限定芝2,000mが目標になるんですかね。
芝1,600mなら他にもいくつかあるけど、ハーツクライ産駒だけに自己条件で距離延長が試せるなら是非試してみて欲しいよね。
脚元さえ大丈夫なら、、本当に楽しみが広がる勝利でした。
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