次走に向けた調整中に右後肢と左後肢の骨折を発症して、手術経過待ちだったファーマメントですが、残念ながら体質の弱さも考えて引退が発表されました。
発症した時点で覚悟はしていたので、決定を知ってもあまりショックはないかと思ってましたが、やっぱり改めて引退と考えると悲しいですね。
この仔は牧場で不安が出たりもしなかったので、極めて意欲的な全姉妹クロスが上手く行ってくれたかと思ってすごく期待してました。
しかし硬くなりやすい面が思った以上にどんどん出てきてしまって、秋に骨折が見つかった頃からはかなりヤバい感じが漂うようになっていました。
そして今回の骨折ですから、やっぱり残念ながら馬の体質面に明らかに問題があったと言うしかないですね。。
せっかく府中と中山でも走ってくれたのに会いに行けなかったのが何より辛いです。
あの青い目を競馬場で見たかったな。。
ちょうどどうしても予定が合わなかったところも含めて、悲しいですがこの仔とは縁がなかったのかもしれません。
何の根拠もないですが、もし私が出資してなかったらすごい走る馬になってくれていたんじゃないかって、そんな思いさえ抱いてしまうものを持っている馬でした。
馬は関係者全員の全てを背負って走ってくれるものですからね。
なんとなく自分の運にも責任がある気がしています。
競走馬として輝くことは叶いませんでしたが、願わくばあの瞳を魅力的に感じてくれる方々に囲まれて幸せな余生を過ごして欲しいと思います。
本当に魅力的な馬でした。
どうか、これからは幸せに過ごしてもらえればと思います。
お疲れさまでした。
2018年3月31日土曜日
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