障害での1年間の修業を経て久しぶりに平地に出走したレッドアーヴィング。
着順自体は冴えなかったけど、4コーナーを上がって来る時の脚はすごくいいものがあったし、この1年間は無駄じゃなかったって確信させてくれるようないいレースを見せてくれた。
木曜日の時点で494kgあったのが480kgで現れたのにはちょっと焦ったけど、レースは障害に行く前より遥かに大人びたものになってたし、これならもう1つや2つ行けるかもしれないって久々に思わせてくれた。
揃ったスタートから自然に出して行って中団のやや前目から。18頭立ての大外枠だったので前を追うのも難しくて、流れに乗って外からじわっと追走。かなりいい手応えで進んで、見えなかったけど恐らく3コーナーで合図を出すと大外から一気に進出。4コーナーを回り切るまでに前を1馬身差ぐらいに捉えて直線に向くと、軽く突き抜けそうな勢いでこれはやった!と。でも残り200m手前ぐらいでぱたっと止まってしまって、そこからは一気に馬群に飲まれて1.0秒差の11着に惜敗。
うん、負けはしたけどいいレースでしたよこれは。
障害に行く前は暴走続きって感じのひどいレースしてたあの馬が、こんなレース出来るようになるもんなんだねぇ。
正直もう引退で仕方ないと思ってた時期もあって、現役を続けてくれたのは嬉しいながらも他の出資者さん怒ってるかなぁとか気になってたので、こうやって改めて希望を見せてくれたのは本当に嬉しい。
後は、新馬戦の後みたいにここ1戦だけでまた気の悪いところが出ちゃうかどうかに注目ですな。
なにげにもっと短いところで力任せに行かせちゃうのも、最後まで走る気を持続させる意味でいいような気がした。
こうやって歳を重ねて、また若い頃の才能を出せるようになる馬もいるんだね。
いい馬だよ。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿