同期の代打で急遽「伝説」デビューとなったレッドエクスプレス、なんと兄レッドバリオスに続いて、強い勝ち方でデビュー勝ちを決めてくれた。
正直、陣営のトーンからしてもここはクランモンタナに譲って、負けてなお強し的な感じで次につなげてくれるような流れだと思ってたので、これは相当嬉しい。
しかも数えてみたらこれが一口馬主として区切りの10勝目になっていて、初出走初勝利から10勝目と、つくづくこの兄弟にはお世話になりっ放しだよ。
ついでに言えばこれが初めての同世代2頭目の新馬勝ちで、これも記念すべき勝利になった。
今回のレースは、かなりのスローペースから上がり34秒台が2頭しかいないような流れを差し切ったもので、同日の2R未勝利戦なんかと比べても、タイムだけで見るとこの先も通用するかどうかは判断し辛いレースだったと思う。
ただ、タイムはさておき、期待馬が揃ったここでしっかり勝ち切ったのは本当に大きいと思うし、兄とは違って安定して結果が出せそうなレースっぷりを見せてくれたことがとても嬉しい。
このペースだと、レッドバリオスだったら坂で勢いをつけて先頭に立ってバタバタになりながら頑張るか、4コーナーで思いっ切り置かれてぎりぎり4着、、みたいなレースが多かったので、しっかり折り合って、瞬発力でどこからでも一気に先頭に立てそうな今回のレースは、内容としてもすごく良かった。
なんだかんだ、目立つ新馬戦を勝った角居厩舎の馬ってだけでも、しばらく注目してもらえそうでこれからが楽しみになった。
次は兄の教訓を活かして(?)厩舎に置いたまま続戦してくれるようで、東スポ杯2歳Sか京都2歳Sに出てくるとのこと。
もう1頭の素質馬レッドアーヴィングが、いまの感じだと間に合って京都2歳Sだと思うので、さすがにここで激突は早すぎるって意味で、できれば東スポ杯2歳Sを目指して欲しいなぁ。
ここで兄のリベンジを!という感じでいかがでしょうか。
それにしても、この馬は道中しっかりしたフォームで走ってたのに、加速するところでなんとなく首が高くなって、最後また首が下がったように見えたんだけど、実際そうだったんでしょうか。
これを不器用なタイプと見るか伸び代が大きいと見るかは難しいところなんだけど、とりあえず今日のところは伸び代を見ておきましょう。
馬体的には、クランモンタナの雰囲気には及ばなかったものの、尻はこの面子に入っても圧倒的だったし、今後に更に期待ですな。
いやぁ、気持ちいい勝利でした。
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